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【年収320万円】学びの自己投資総額400万円の60歳お局経理が語る赤字家計のリアル

60歳・経理のプロが抱える家計と人生の赤字事情。それでもあきらめずに笑って進む、その姿に励まされる人がきっといます。

ざっくり見どころまとめ
  • 社長にも物申すお局経理は家でも会社でも赤字に悩み中
  • 青汁3ヶ月分に激怒!でも健康になったのはまさかの本人
  • リボ払いが限界突破で、深夜にこっそり内職生活

このコンテンツは、個人の体験談を物語形式で紹介するものです。
特定の投資や資産運用、節約術を推奨・助言するものではありません。

目次

プロフィールはこちら

年齢60
性別女性
居住地長野県
家族構成その他
世帯の年収 [万円]320
世帯の手取り月収 [万円]24
貯金(資産運用も含めて)600〜800万円
生活の満足度(本人の自己評価)★★⭐︎⭐︎⭐︎

人生いろいろあったけど、あきらめない

経歴は、結婚歴無し、現在高齢の母と住んでいる。母の年金も当てにして生活をしている。

姉妹は他県に嫁に行っている。そちらには母のひ孫までいる。父は病気のタメ20年ほど前に亡くなる。もうすぐ私も定年になるが、再雇用を受けるべきか、定年退職して、家の近くに勤めるべきなのか考えている。

若いときから、お金を稼いで成功者になってやる!って夢を持っていたが、そのため仕事もいくつも変わり、お金を稼ぐどころか転職貧乏になってしまった。

そして稼ぐことに一生懸命で、結婚をすることをあきらめたわけではないが、この年齢まで一人で来てしまった。

結婚は諦めていないけれどお見合いパーティーに行ったって引き立て役にしかなれないから…

若い頃はモテたため、もっといいお相手がいるのではないかと思ってました。付き合っていてもこの人と結婚するのもいやだなーもっといい人がいるのではないかと思ってました。

出会いは、若い頃は飲みに行ってとか、人の紹介でと色々ありましたが、年齢とともにその出会いもなくなりました。

婚活は30代40代はお見合いパーティーに良くいきました。が、あまり付き合いに発展するのはなかったと思います。

男友達になぜカップルにならないのか尋ねたことがあります。調子が良すぎて軽く感じる。結婚に真剣に向き合ってるようには思えないと、意見があり自分で納得してます。コミュニケーションが軽やかで、他人から調子が良い人と見られてることは間違いないと思います。

マッチングアプリは、割と歳を重ねてから出てきたものだと思いますが、まず年齢的にかなり高齢の人しか寄ってこない。

それにこれは偏見かもしれませんが、女性の独身はそれなりに楽しい話題が出てくるのですが、男性の生涯独身者はあまり素敵な人に出会ったことがありません。だから50代半ばから、お見合いパーティーとか、マッチングアプリはやってません。

年下の女友達に誘われることはありますが、引き立て役みたいでいやなので・・・

Q. 学歴を教えて!

専門学校卒

社長にも物申す社内最強のお局経理

現在は地方の中小企業の経理総務を担当。ぶっちゃけ今の仕事は、経理総務というのはハッキリ言って社内で威張れる地位だと思う。

私にかかれば社長にも文句は言える。もちろん社員にもお母さんのように注意をして回ってる。もしかしてかなりお局と思われていることは間違いないだろう。だから仕事自体は面白い。

でも赤字の会社で、家でも赤字、会社でも赤字で正直うんざりすることもある。

経理という仕事上、経営が見えてくるので、これって私個人で起業したら食べていかれるだろうか?と、また以前の稼ぐにハマっていた時代のことを思い出している。

拙者

赤字ばかりはツライ

お局って煙たがられないの?

煙たがられていたかは自分ではわかりませんが、ママ的なというより肝っ玉母ちゃん的だったと思います。誰も意見を言えない人にもズケズケと言える度胸はありました。

それを周りは「さすが**(本人)さんだよね」って言っていたのが、本当は呆れていたかもしれませんが、私は誉め言葉として受け取っていました。

やっぱり私がいなきゃだめだよね。って感じにに・・・けっこう痛い奴です

拙者

度胸ばんざい

学びのためのリボ払いで家計は火の車

今の家計は満足度★2です。正直、まったく家計に余裕がありません。旅行に飲み会にも参加できずにいる。

コロナ禍の時代が懐かしい。あの時は贅沢なお金を使わなくても済んでいた。今はみんなそれを埋めるかのように外に出ているが、我が家には余裕がない。

そのうえ、コロナ禍に将来の独立の為に、いろいろ学んだそのリポ払いが増えすぎて、家計が大変なことになっている。

現在、母の年金があるので助かっているが、私ひとりだと生活が回っていくのかとっても不安に思ってる。

母と暮らす節約&満腹の研究生活

家計の気がかりなところ、車が必須の田舎暮らし、ガソリン代の値上がりにはホトホト困ってます。

若いときは好きだったちょっと一人でぼーっとしたい時のドライブ…ガソリン代がもったいなく無駄は運転はしません。

食費の値上がりにもびっくりします。以前だったらスーパーのカゴがこのあたりだと5千円くらいだったものが、今は8千円!!びっくりする!

将来にむけて何をするかと考えれば、もしかして少食が体にもお財布にも優しいのではないかと思う。

実は、私はひそかにこれを食べれば満腹感を得るという食材を探している。それを食卓に出して、母の様子をうかがっている

節約のつもりがもやし地獄におちいった

母がしっかりしているので、そんなに家計でやらかした最大のエピソードが無いのですが、あえて考えると、節約のため特売日にスーパーに買い物に行き、大量のもやしと鶏むね肉を買い込む。

冷凍すれば完璧と思って家に帰ると。冷凍庫がパンパン。仕方なく冷蔵庫の方に詰め込むと賞味期限との戦がスタート。

もやし炒め、もやしの酢の物、味噌汁にももやし。節約も計画的にしないと、もやしが嫌いになるかも…を学んだ出来事でした。

それから、我が家では冷凍庫を買いました。今は冷蔵庫が空っぽなくらいに、冷凍庫に買ってきた食品はすぐ入れてます。

拙者

もやし生活分かるー

青汁3ヶ月分に激怒!でも健康になったのは私

お金が原因な家族のもめごとといえば、母が通販番組にハマっていた時期がありました。

届くたびに「これで健康に!」と笑顔。でも月末、クレジットの明細を見て私が真顔。「何この青汁セット3ヵ月分!?」と聞けば、「安かったのよ、1日あたり◯円だって」と逆ギレ気味。

思わず「使いきれず腐るのが一番高いわ!」と口論に。今ではその青汁、私がせっせと飲んでいます。健康になったのは私でした。

お金の価値観って、本当に人それぞれですね。 最近は、もしかして認知症?と疑ったりもするのですが、カニとか高級ブドウとか頼みだしてます。

プラス5万円で買いたいのは、母との外食と心の余白

もし毎月あと5万円使えるなら、まずは母と外食に行きたいです。

最近は「今日は家にあるもので済まそう」が合言葉みたいになってて、母もあまり文句は言わないけど、本当はたまには美味しいもの食べたいだろうなって。

あと、私はカフェでゆっくり本を読む時間が好きなんですが、節約中はその500円すら高く感じちゃって…。

少し心に余裕を持てる使い方がしたいです。無駄遣いじゃなく、心の栄養に使えるお金って、きっと一番価値がありますよね。

拙者

お母さん思いですね

貯めたい気持ちはあるけど生活費が全部持ってく

正直に言うと、今は「貯金」よりも「利用」を優先しちゃってます。

貯金もしなきゃって思うんですけど、毎月の生活だけでけっこうギリギリ。ガソリン代も電気代も上がってて、ちょっと使っただけでもうカツカツで…。

たまにセールとか見ると「今だけ!」につられてポチッとしてしまうことも。

でも、母との暮らしで必要なものも多いし、「今を回すのが精一杯」って感じです。将来のためにも少しずつ貯めたい気持ちはあるんですけどね、なかなか難しいです…。

カツカツでも本と学びの費用だけは削れない

私がどうしても譲れない支出は、学びのための自己投資です。

本を買ったり、ちょっとしたオンライン講座を受けたり。正直、生活費だけでもカツカツなんですが、「今の自分を少しでも変えたい」と思う気持ちがあるんです。

年齢的にも新しいことを覚えるのが大変になってきたからこそ、今やらなきゃって思ってて。

知識やスキルは、誰にも取られない財産だと思うんですよね。将来、少しでも選べる人生にしたくて。ここだけは削りたくないです、本当に。

参考程度に、これまでの学びに関する自己投資です…

自己啓発セミナー100万円
Kindle出版販売50万円
SNS運用100万円、30万円、5万円
マインドを整える学習22万円
AI学習25万円
AIライティング50万円(これはこれからやろうと思っていることですが・・・)

拙者

額デカっ!!!

美容は高けりゃいい時代じゃない

切り詰めてもいい支出といえば、美容に関するお金は、正直そこまでかけなくてもいいかなと思ってます。

昔は高い化粧品とかエステにも興味ありましたけど、今は60歳。ネットで調べれば、安くても肌に良いケアの方法ってたくさん出てくるんですよね。

最近は100均のグッズや手作りパックなんかも試してて、それでも肌の調子はわりといい感じ。

無理して高いもの買わなくても、自分に合った方法を見つければ大丈夫。そう思えるようになってから、美容費はだいぶ節約できてます。

限界リボと秘密の内職

実は誰にも言ってないんですけど、リボ払いがもう限界までいっちゃってて…。

毎月の引き落としはなんとかしてるけど、3カ月後くらいにまとまった金額がくる予定で、正直、引き落とせるか本気で不安です。

でもこんなこと、母にも友達にも言えなくて。

だから最近はこっそり内職始めました。夜、部屋でコツコツとデータ入力とかやってます。ちょっとでも足しになればと思って。情けない気もするけど、今できることをやるしかないです。本当に内緒です。

拙者

リボ払いこわい

金銭感覚のズレは深入りせず距離感でカバー

金銭感覚が合わない人と出会うと、正直ちょっと気をつかいます。

前に、毎週のように高級ランチに行ってる友人がいて、「そんなに使って大丈夫?」って心配になる反面、ちょっとだけうらやましい気持ちもありました。

自分はスーパーの特売で頭を悩ませてるのに、あの人は迷いなくお店を選べる。自由なお金って、いいなぁって。

でもお互いに生活背景も違うし、私は私のペースで暮らすのが一番だと思ってます。あまり深入りせず、ほどよい距離感でつき合ってます。

最後に世の中にひとこと|底辺上等、でもいつかは成り上がる

最近ふと思うんです。このまま歳を取って、格差社会の“底辺”ってやつに自分が入り込んでたらどうしようって。

でもそういう不安を口にすると「考えすぎよ〜」とか笑われる。でも現実は、スーパーで半額シール探す私と、タワマンで優雅にワイン飲んでる人が同じ空の下にいるんです。

せめて、この世界が「半額シールに誇りを持てる社会」になってほしいなって思います。

あ、でも底辺でも笑って生きてやる覚悟はある。そして逆に今からでも成り上がる覚悟も持ち合わせてます。

拙者

笑って生きるのが最高ですよ

編集後記

赤字の会社と家計を切り盛りしながら、母との暮らしを支える60歳女性のリアルな日常。

節約術から秘密の内職、青汁の悲喜こもごもまで、どこか笑えて共感できるエピソードが満載です。底辺でも笑って生きる!そんな力強さに元気をもらえる一編でした。

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この記事を書いた人

拙者は、みなの家計にひそむリアルと、その裏にある物語を、そっと世にしのばせる忍び──。

この里(サイト)で語られるのは、どこかの誰かが実際に歩んだ日々の記録。
すべて実話にて、作りごとは一切ござらぬ。

※「他人のお財布事情」は、特定の投資や節約術をすすめる場ではないでござる。
拙者のつとめは、リアルな声を影の中からそっと伝え、
そこから生まれる「気づき」や「学び」をみなで分かち合うこと──。
暮らしの悩みや驚き、ちいさな発見も、
すべて忍びのごとく、静かに届けるエンターテインメント、でござる。

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