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【世帯年収790万円】妻の美容費を削減したいと思いつつもなかなか言い出せないと悩んでいる40歳男性のお財布事情

妻の美容費を削減したいと思いつつもなかなか言い出せないと 悩んでいる40歳男性のお財布事情

家計を管理している運転手男性40歳のお財布事情をのぞき見。家計を管理する人の葛藤を見ることができます。

ざっくり見どころまとめ
  • 家庭の家計管理を担っている40歳男性
  • フリーランス経験有りだが、年収の不安定さから現在は運転手として夜勤で勤務
  • 奥さんの美容にかかる費用が高いと思いつつもそれは口が裂けても言えないとのこと

このコンテンツは、個人の体験談を物語形式で紹介するものです。
特定の投資や資産運用、節約術を推奨・助言するものではありません。

奥さまが家計を管理するパターンが多いのかなと思っていたけれど、どうやらそうとも言い切れないようですねー。

目次

プロフィールはこちら

妻の美容費を削減したいと思いつつもなかなか言い出せないと
悩んでいる40歳男性のお財布事情
年齢40
性別男性
居住地長野県
家族構成子ども2人以上(夫婦)
世帯の年収 [万円]790
世帯の手取り月収 [万円]46.0
貯金(資産運用も含めて)100〜200万円
生活の満足度(本人の自己評価)★★⭐︎⭐︎⭐︎

Q. あなたのこれまでの経歴は?

高校を卒業してすぐに建築業界へ飛び込み、5年間現場で汗を流しました。

その後、安定を求めて工場へ転職し、13年間製造ラインに立ち続けました。

毎日同じ作業の繰り返しに物足りなさを感じ始めた頃、独学でプログラミングを学び、思い切ってフリーランスのWebエンジニアに転身。2年間は自由な働き方を満喫しましたが、収入の不安定さに悩まされることも。

今は運転手として2年目、規則正しい生活と安定収入に落ち着きを感じています。

振り返れば、職業が変わるたびに家計管理の方法も変化してきました。特に不安定だったフリーランス時代は、貯金の大切さを骨身に染みて学びました。

Q. 学歴を教えて!

高卒

Q. どんな仕事をしてる?ぶっちゃけ今の仕事についてどう思う?

食品配送のトラック運転手として夜勤勤務をしています。

以前は昼勤でしたが、家計を少しでも安定させたくて夜勤に切り替えました。収入は増えましたが、生活リズムが崩れることも多く、体への負担は感じます。

最近は働き方改革の影響で、現場でも制度が変わりつつあり、働きづらさを感じて退職する仲間も増えてきました。

現場で大きく変わったのは休憩時間の厳格な管理です。勤務開始から6時間以内に45分の休憩、8時間以内に合計1時間の休憩を取ることが義務付けられました。

理屈では理解できますが、実際の配送業務では非常に窮屈です。

配送先での状況は日によって変わるのに、タイムカードや記録装置でチェックされるため、仕事の流れよりも「休憩時間」を優先させなければならない矛盾を感じます。

「配送を急ぐべきなのか」「休憩の枠を埋めるために休むべきなのか」と板挟みになることも多く、仕事のリズムが崩れがちです。

このまま長く続けていけるのか、将来に対する不安も正直あります。それでも今は家族のため、踏ん張りどころだと思って働いています。

Q. フリーランスと会社勤めはどっちが良かった?その理由は?

結局はフリーランスが良いですね。会社勤めは安定していますが、自分のペースで働け、子どもの行事にも参加できる自由さは何物にも代えがたいです。

フリーランスという道を選ぶ際、妻には最初「収入が安定するまで辞めないで」と言われましたが、副業での実績を見せて説得しました。

収入は案件によって変動があり、月50万から70万円くらいの幅でした。

Q. 現状の家計満足度を「★★⭐︎⭐︎⭐︎」にした理由は?

家計満足度は5段階評価で2。正直なところ、かなり厳しい状況です。

子どもの教育費や習い事、日々の食費など、子育てにかかる出費は想像以上に膨らみ続けています。

家計管理を一手に引き受けている身として、妻にはきちんとお小遣いを渡していますが、その分、家計が苦しくなると真っ先に削られるのは自分の小遣いです。

先月などは、同僚との飲み会をすべてキャンセルする羽目に。子どもの将来と家族の安定を考えれば当然の選択ですが、時々「自分の人生は?」と考えてしまう瞬間もあります。

それでもなんとかやりくりして、家族の笑顔を守り続けているところに、わずかな自信は感じています。

Q. 今の家計でどんなことが気がかり?

今の家計で最も気になるのは、妻の美容費と服飾費が予想以上にかさんでいる点です。

彼女(妻)が自分の容姿に気を遣う性格なのは理解していますし、きれいでいたいという気持ちも尊重したいのですが、家計簿をつけていると思わずため息が出ることも。

でも、これを指摘すれば確実に家庭内の空気が凍りつくので、言葉にできずにいます。

子どもの教育費と合わせると、月末はいつも綱渡り状態。正直、時々「俺だけが我慢してどうする」と、枕に向かってつぶやいている自分がいます。

でも翌朝、家族の笑顔を見ると、また頑張ろうと思う。この複雑な気持ち、同じ立場の人なら分かるはずです。

管理人のぼやき

葛藤が伺える

Q. 家計面のやらかしエピソードを教えて!

家計面で最大の失敗は、間違いなくフリーランス転身時の見通しの甘さです。

工場の安定収入を捨て、Webエンジニアとして独立した矢先、妻が突然病気で入院。収入は不安定なフリーランス一本となり、医療費がどんどん膨らんでいきました。

それなのに保険の見直しもしていなかった私たち。病院への行き来で睡眠不足、妻の看病と子どもの世話、さらに仕事の納期に追われる毎日。精神的にも肉体的にも限界でした。

結局、急遽カードのリボ払いに手を出し、その借金返済に1年以上苦しみました

あの時の焦りと後悔、そして無力感は今でも鮮明に覚えています。運転手に転職したのも、この苦い経験があったからこそです。

Q. これまでで、お金が原因で家族や友人と揉めたことある?それはどのような内容?

投資で少し調子が良かった時期があり、その話を友人としたのが運の尽き。

まさか彼が「お金を貸してくれないか」と切り出すとは思いもしませんでした。

学生時代からの付き合いで、お金の話など一度もしたことがない相手だっただけに、ショックは大きかった。彼の始めた事業が行き詰まり、追い詰められていたのでしょう。

断らざるを得なかった私の選択は正しかったと思いますが、それ以来、連絡はぱったり途絶え、今はFacebookでつながっているだけの関係に。

彼の投稿を見る限り、今は新しい事業で成功しているようですが、あの日以来、二人で飲む機会はありません。

お金が人間関係を変えてしまうことを、身をもって経験した出来事でした。

Q. 今の収入に+5万円使えるとしたら何に使う?その理由は?

毎月5万円が増えるなら、半分は必ず家族に還元したいです。特に、子どもたちとの外食や妻の美容費に充てれば、いつもの倹約生活から少し解放されるはず

「これは使っていいよ」と妻に渡したときの安堵の表情を想像すると、心が温かくなります。

残りは、Webデザインの副業に欠かせないAdobe製品の月額料金と、最近ハマっている生成AI、特に画像生成サービスへの投資に。

運転手の仕事だけでなく、デザインとAIを組み合わせた新たな収入源を作りたいんです。家族の笑顔と自分のスキルアップ、この二つを同時に叶えられる使い道だと思っています。

管理人のぼやき

紳士

Q. 貯金と利用ならどっちを優先している?その理由は?

貯金と利用なら、正直に言って「利用が7割、貯金が3割」です。

この物価高の時代、ただ貯金に励んでも、お金の価値はどんどん目減りしていきます。

特にWebデザインやAIスキルの習得など、自分への投資には惜しみなくお金をかけています。「使わない」ではなく「賢く使う」が私のモットー

もちろん、子どもの教育費や緊急時の備えとして、最低限の貯蓄は確保していますが、スキルアップのための書籍代やオンライン講座、必要なツールへの投資は惜しみません。

この不安定な時代、貯金だけが安全策ではないと実感しています。自分を高める投資こそが、家族の未来を守る最良の方法だと信じています。

Q. お子さんが大きくなって、将来、自己投資のために高額なセミナーを受講したいから費用を負担してほしいと言われたらどうする?

はっきり言って「自分でやりなさい」です。高額なセミナーが本当に価値あるものなら、自分で稼いでまでも参加する価値があるはず。

自分のお金で投資することで初めて本気度も高まります。私自身、独学とアルバイト代で学んできたからこそ、その大切さを子どもにも伝えたいと思っています。

Q. 切り詰めてもいい支出はある?また、なんで切り詰めてもいいの?

切り詰めてもいいと思う支出は…正直に言うと、妻の衣服代です。でも、これは決して口に出せません

最近のブランド品やコスメの金額を見るたび、心の中で「もう少し抑えられないかな」と思ってしまうんです。特に、子どもの成長とともに教育費が増えていくことを考えると、今のうちから少しずつ調整していきたい。

とはいえ、妻の外見への気遣いは彼女のアイデンティティの一部。これを指摘して家庭内の空気が重くなるリスクは取りたくありません

だから、自分の趣味や外食費を削ることで、バランスを取ろうとしています。いつか、穏やかに家計の将来について話し合える日が来ることを願いながら。

管理人のぼやき

「これは決して口に出せません」

Q. お金関係で誰にも言っていない秘密を教えて!

誰にも言っていないお金の秘密は、実は二つあります。

一つは投資での大失敗。「少し調子がいい」なんて言いましたが、実際は以前にFXで100万円以上の大損失を出したことが…。家計簿とは別口座でやりくりしていたため、家族には気づかれずに済みました。

もう一つは、各種オンラインスクールへの出費。プログラミングは習得して回収できましたが、Webデザインは現在進行形で、月々の小額決済が積み重なり、かなりの金額に。

「仕事に必要」と言い訳しながら、こっそりクレジットカードで支払い続けています。

投資の失敗は忘れたいほど辛い記憶ですが、デザインスキルへの投資だけは、きっと家族の未来につながると自分に言い聞かせています。

Q. 自分と金銭感覚がズレている人に遭遇したらどのように関わる?(相手は自分よりめっちゃケチ、もしくはかなり浪費家みたいな)

正直に言えば、できるだけ関わりたくありません。

特に「お金の話」になると価値観の違いがモロに出るので、人間関係にヒビが入りやすいんですよね。それでも関わらざるを得ない状況なら、接触時間を最小限にとどめる戦略を取ります

例えば、極端なケチな人との食事は割り勘が明確な店を選び、浪費家タイプとは高額な出費が発生しそうな場所には行かない

かつての職場に「毎日が給料日」と豪語する同僚がいましたが、彼との飲み会は必ず「次の予定がある」と早めに切り上げていました。

お互いのストレスを減らすには、適度な距離感が一番だと学びました。

Q. 最後に、世の中にひとことお願いします

同じ「夫でありながらお小遣い制」の仲間へ。

私は家計を管理する立場ですが、だからこそ言えます。奥さんが家計を握っているご家庭では、彼女たちは想像以上に苦労しているはずです。

特に今の物価高は本当に厳しい。

「もう少しお小遣いが欲しい」と思う気持ちは分かりますが、奥さんは「言えない苦労」を抱えているかもしれません。

たまには「大変だよね」の一言をかけてみませんか?

または「今月は少なくていいよ」と声をかけるだけでも、彼女の肩の荷は軽くなるはず。家計のやりくりは、見えない家事の一つ。私たち夫も、もう少し寄り添えたらいいですね。

編集後記

家計を圧迫している一つの原因は奥様の美容代であるのに、それをアイデンティティだからと認めて許す彼に脱帽です。

みなさん、「大変だよね」の一言をかけてみましょう、分かった?

妻の美容費を削減したいと思いつつもなかなか言い出せないと 悩んでいる40歳男性のお財布事情

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この記事を書いた人

家計のリアルとそこに潜むストーリーをお届けします…このサイトにあるコンテンツは全てどこかの誰かの実話です。
※「他人のお財布事情」は、特定の投資や節約術を推奨したり、家計に関するアドバイスを行うコンテンツではありません。
あくまで、“リアルの声をお届けする”エンターテイメントです。

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