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【世帯年収1300万円】「日本の男どうなっとんねん!」と一喝!正社員と家事を両立する40歳女性の家計事情

正社員でバリバリ仕事しつつ、家事もこなす女性40歳のお財布事情をのぞき見。濃い回です。

このコンテンツは、個人の体験談を物語形式で紹介するものです。
特定の投資や資産運用、節約術を推奨・助言するものではありません。

ざっくり見どころまとめ
  • 正社員で大手企業の経理としてキャリアを積みつつ、家事もこなす40歳女性
  • 旦那よりも倍以上経済的な負担をしていることに違和感
  • 「日本の男、どうなっとんねん」と吠えるその理由は?
目次

プロフィールはこちら

年齢40
性別女性
居住地愛知県
最終学歴大学卒
家族構成子ども2人以上(夫婦)
世帯の年収 [万円]1300
世帯の手取り月収 [万円]55.0
貯金(資産運用も含めて)1500〜2000万円
生活の満足度(本人の自己評価)★★★⭐︎⭐︎

自己紹介

これまでの経歴や現在のお仕事事情について教えてもらいました!

四年制大学から大手企業経理職へ、現在は2児の母

四年制大学を卒業後、18年以上にわたり会計・経理の専門職として大手企業の財務部門で活躍してきました。

月次・年次決算、仕訳入力、売掛金・買掛金管理、税務対応など、企業経営を支える幅広い業務に精通しています。

常に正確かつ効率的な処理を心がけ、周囲との信頼関係を築きながら業務改善にも取り組んできました。特に現場の実務と経営判断をつなぐ「見える経理」を意識し、現場目線と管理目線の両立を得意としています。

現職では、システム導入や合併対応などプロジェクトも任されています。家庭では2人の子どもを育てる母としても日々奮闘し、限られた時間の中で最大の成果を出す働き方を追求しています。

やりがいのある経理職から時間・収入面での模索へ

今の仕事は、長年積み上げてきた経験や知識を活かせる場であり、やりがいも感じています

経理という職種は、数字を通して会社の流れを把握できる点や、経営の根幹に関われる面白さがあり、誇りを持って取り組んでいます。

ただ、正社員としての責任の重さや、日々の業務の忙しさ、子育てとの両立などから、時間的な余裕があまりなく、体力的にも厳しさを感じることがあります。

また、将来のことを考えると、今よりもう少し収入面にもゆとりが欲しいというのが本音です。仕事自体に不満はないものの、限られた時間とエネルギーの中で、より充実した働き方やライフスタイルを実現できる方法を模索しています。

家計について

日々の支出やお金の使い方、満足度について掘り下げ!あなたはこの価値観に共有できる?

家計満足度(★★★☆☆)とその理由

現在の生活に対して大きな不満はありません

日々の暮らしでお金に困ることはなく、必要なものは手に入る環境にあると思います。

ただ、子どもたちの将来の進学や生活の支援、そして自分自身の老後の備えを考えると、今の収入では十分とは言い切れず、好きなものに自由にお金を使えるほどの余裕もありません

そのため、将来に対する安心感を得るためにも、今後はさらに高い収入を得られる働き方を目指していきたいと考えています。

収入を増やすことで、選択肢の幅を広げ、時間や心のゆとりにもつながると信じています。

美容に関わる日常品は譲れない

頻繁に高額な買い物をすることはありませんが、美容院やメイク用品、シャンプーなど、自分の“ベース”を整えるための支出は節約したくないと思っています。

見た目を整えることは、自分自身の気持ちを前向きに保つためにも大切なことだと感じているからです。服に関しては、少し価格を抑えつつも、デザインや素材にこだわったものを選ぶよう工夫しています。

また、子どもと過ごす時間にかけるお金も、できる限り譲りたくないと思っています。一緒に出かけたり、遊んだりする中で得られる思い出や経験は、お金以上の価値があると感じているからです。

無駄遣いはしませんが、「ここは使いたい」と思えるところには、気持ちよくお金を使いたいというのが私の考えです。

きりつめてもいいと思っているのは、コンビニ弁当やスーパーのお惣菜、そして外食です。忙しい日には頼ることもありますが、基本的には手作りを心がけています。

特に外食は、月に1回くらいで十分。外で食べるファレスと同じコストをかけるなら、私は家で豪勢な食卓を囲む方を選びます。

家族がそろう休日には、しゃぶしゃぶや手巻き寿司など、ちょっと特別なメニューを用意して、家で過ごす時間を大切にしています。

その方がリラックスできて、家族の会話も自然と弾みます。食費は工夫次第で削れる部分ですが、節約一辺倒にするのではなく、「どこにお金をかけたいか」を意識してメリハリをつけることを大切にしています

今の収入の内訳

私の年収は800万円。手取り26万円。賞与年間400万円。

旦那は会社経営のため年収詳細不明。推定500万円。生活費のみ家計に入れる29万円

月に利用できるお金の合計は26万円+29万円=55万円です。

拙者

賞与の割合すごっ!

家計負担の偏りから子ども名義での資産移転を検討

今の家計で引っかかるのは、やはり負担の偏りです。

夫は自営業で、毎月決まった生活費を入れてくれてはいますが、実際にどれくらい稼いでいるのかは私にはわかりません

特別散財するタイプではないものの、外食をしたり、衣服を購入したりする様子を見ると、それなりに自由に使えるお金はあるのだろうと感じます。

一方、私は会社員として、毎月の給料をすべて家計口座に入れ、家計全体の支出を管理しています。年間で見れば、私の方が倍以上の金額を家庭に入れているのが現実で、ボーナスもない夫と比べれば、経済的な負担が自分に偏っていることは明らかです。

もちろん、家庭を支えるという意識のもとでやっていることではありますが、ふとした瞬間に不公平さを感じてしまうのも本音です。

さらに、自分が先に亡くなった場合のことを考えると、別の不安も出てきます。

現状では、私名義の資産は法的に夫に相続されることになりますが、家計への貢献度を思うと、それにも違和感があります

だからこそ、今後は少しずつでも子どもたちの名義で資産を移しておきたいと考えています。言葉にすることはありませんが、自分の中で納得できる形を作っていくことが、今の私にとって必要なことだと感じています。

貯金優先だが子どもの挑戦には投資

基本的には貯金を優先しています。決して無駄遣いはしないというのが私のスタンスです。

もちろん、子どもに必要なものはしっかり買いますし、家族で出かけたときに楽しむことをケチることもしません。ただ、「欲しい」と言われるままに何でも買い与えるようなことはしたくありません

物の価値やお金の大切さを知ってほしいという思いもあります。その一方で、子どもが「これをやってみたい」「挑戦してみたい」と言ったときには、迷わず応援できる環境を整えておきたいとも思っています。

そうした選択肢を与えられるように、日頃から無駄を省いて計画的にお金を使い、必要なときにしっかりと使える力を蓄えておきたいと考えています。

マイホームがなかなか引き渡しされないトラブル

家計面で大きな「やらかし」があったとすれば、一年前に新居を購入したときのことです。

希望の地域で見つけた土地が建築条件付きだったため、迷いながらも思い切って契約。しかし、仲介したのは今思えば個人に近い存在で、しっかりした業者とは言えない相手でした。

その人の言葉を鵜呑みにし、安心して資材確保などの名目で2~3千万円を支払ってしまいました。家自体は完成しましたが、引き渡しが一向にされず不安が募る中、突然、建築を請け負った会社から「一円も入金されていない」と連絡が。

どうやら仲介者が資金繰りに苦しみ、私たちの支払い分を流用していたようです。

最終的には、私たちが未払い分の約1,000万円を直接支払うことで引き渡しにこぎつけました。請負会社が柔軟に対応してくれたからこそ、今こうして家に住めているという状況です。

新居購入のトラブル後どうなったか

資金が払われていないと発覚した後、謝罪がありました。

家の引き渡しがされなかったら訴えることも考えていましたが、建築業者の計らいで我が家に損失がなく無事に家が手に入ったため、直接的に揉めてはいません

しかし、新居のメンテナンスや保証をしてもらえないため、その辺りについては不利益になってしまったと思います

秘密を浄化しよう

普段は話さないようなお金の秘密や、ちょっとヒヤリとする経験も…!

あります。俺だって頑張ってると言って雰囲気が悪くなります。

お金のことで喧嘩になる程不幸なことはないので、足りないと感じる分は自分で何とかするしかないと思い、正社員として再就職しました。

金銭トラブル話|家族のお金の使い方にモヤっとした

激しく揉めたというほどのことはありませんが、家族とのお金の使い方にモヤっとしたことはあります。

たとえば、子どもが習い事用の交通ICカードを、コンビニでの買い物に使っていたことがありました。本来の目的とは違う使い方だったので、しっかり叱りました。子どもにとっては軽い気持ちでも、お金の扱いにはきちんとしたルールが必要だと感じた出来事でした。

また、夫がこっそり40万円の腕時計を購入していたことを知った時も、内心では驚きとモヤっとした気持ちがありました。

家計に直接影響があるわけではなかったので口には出しませんでしたが、自分ならそんな高額なものを一度に買う勇気はないので、金銭感覚の違いを感じた瞬間でもあります。

日々の生活の中で、小さなズレをどう受け流すかが大事だと思っています。

私のひみつ|ボーナス時は実母に10万円渡す

誰にも言っていない秘密は、ボーナスが出たときに、実の母に毎回10万円を渡していることです。

母は「そんなのいらないよ」と言ってくれるのですが、私にとっては感謝の気持ちを形にしたものです。

共働きで働き続けられているのは、母が子どもたちの面倒を見てくれているから。習い事の送り迎えや、おやつ作り、時には私の代わりに夕飯まで準備してくれることもあります。

金額の問題ではなく、母がそばにいてくれるおかげで、安心して仕事ができているのです。

正直、半年に一度10万円を渡すくらいでは足りないと思っています。感謝を伝えるのは照れくさいけれど、少しでも「ありがとう」の気持ちが届けばと思って続けています。

これは私の中で、ずっと大切にしている秘密です。

拙者

ほっこりエピソード

学びの共有|お金の使い方と人間関係で得た気づき

18年間の経理職経験と家計管理を通じて、お金に関するさまざまな気づきを得ました。

「自分への投資」と「将来への備え」のバランスが大切

家計管理を続けてきて学んだのは、お金の使い方には「自分への投資」と「将来への備え」のバランスが大切だということです。

もし今の収入に毎月5万円プラスされたら、まずは少し自分のために使いたいと思います。 たとえば、気に入った服を月に1〜2着、我慢せずに買えるようになるだけで気持ちが明るくなる気がします。

また、将来への備えとして投資信託にも回したいです。 子どもの教育費や老後資金など、これから先に必要になるお金を少しずつでも増やしていけたらという思いがあります。

今は毎月しっかり管理しているからこそ、5万円のゆとりがあれば「使う楽しみ」と「将来への安心」の両方を実現できると感じています

金銭感覚の違いで人間関係に距離

人間関係を築く上で、金銭感覚の違いがいかに大きな影響を与えるかを実感しました。

たとえば、実際に知り合いでパパ活をしている子がいて、インスタグラムには毎日のように豪華な外食や高級ブランドを載せていました。 本人の自由だとは思いつつも、自分とはあまりにも価値観が違いすぎて、だんだん距離ができてしまいました。

金銭感覚って、実は生活全体や人との付き合い方にも影響する部分が大きいので、「感覚が違う」と感じると、他の面でもズレがあるように錯覚してしまうことがあります。 無理に否定するつもりはありませんが、やはり自分にとって自然で心地よい金銭感覚を持った人との関係の方が、安心して付き合えると感じています。

決して本人には言いません。

最後に世の中にひとこと|「日本の男、どうなってんねん」

世間に言いたいことは、ただ一つ。「日本の男、どうなってんねん」。

共働きが当たり前の時代になっているのに、家庭の中の役割分担はいまだに昭和のまま。私の家庭もそうです。夫は自営業で、仕事が早く終わって先に家に帰っている日でも、本当に“使えない”と感じることがあります。

こっちは残業でバタバタしているのに、「あれはどこにある?」「子どもの迎えは何時?」と、まるで私が家の管理人かのように質問攻め。

自分は仕事と洗濯物だけやって、“ちゃんとやってる感”を出してくるけど、子どもの予定も私の予定も把握していないし、日用品がどこにあるかすら知らない。

私は、誰かと出かけるとなったら、まずスケジュールを調整して、誰に何を頼むかを考えて、ようやく「じゃあ行ってきていいよ」と許可が出る。それでも「ありがとうね」って言うのが当たり前。

でも夫は「俺この日飲みに行くから〜」で、何も気にせず自由に出かける。

それってどういう身分?

子どもを見てもらった時に「ありがとう」なんて思ってないのが透けて見える。

共働きって、家計だけじゃなく、責任や家庭運営も“共に”じゃないと意味がない。家事も育児も「手伝う」じゃない。「一緒にやる」が当たり前にならない限り、本当の意味での男女平等なんて、夢のまた夢。

家の中でさえそれができないのに、社会全体が変わるなんて無理だと、日々強く感じています。

拙者

本音のメッセージ、ありがとうございます

編集後記

正社員でバリバリ働きつつ家事もきちんとこなす、女性の家計エピソードでした…学びが多かったように思えます。

いいか、世の中の“男”!!!気を付けるんだぞ!

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この記事を書いた人

拙者は、みなの家計にひそむリアルと、その裏にある物語を、そっと世にしのばせる忍び──。

この里(サイト)で語られるのは、どこかの誰かが実際に歩んだ日々の記録。
すべて実話にて、作りごとは一切ござらぬ。

※「他人のお財布事情」は、特定の投資や節約術をすすめる場ではないでござる。
拙者のつとめは、リアルな声を影の中からそっと伝え、
そこから生まれる「気づき」や「学び」をみなで分かち合うこと──。
暮らしの悩みや驚き、ちいさな発見も、
すべて忍びのごとく、静かに届けるエンターテインメント、でござる。

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