この回、すごく濃くておもろかった。さすがに神回。
- JTCで食品の新商品開発を仕事としている28歳女性
- 超オリジナル家計簿と年間の支出計画を立ててお金の流れを明確に
- 遊んでいるように見せかけて30歳までに貯蓄1000万円を目指してます(^ω^)
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年齢 | 28 |
性別 | 女性 |
居住地 | 東京都 |
家族構成 | 単身 |
世帯の年収 [万円] | 495 |
世帯の手取り月収 [万円] | 26 |
貯金(資産運用も含めて) | 600〜800万円 |
生活の満足度(本人の自己評価) | ★★★⭐︎⭐︎ |
大学卒業後、食品メーカーで新商品の開発職に
4年生大学卒業後、食品メーカー勤務で新商品開発を担当しています。
レトルト食品(中華料理の素)を作っているのですが、その傍ら趣味であった「好きなことを発信」する活動を軸に文章作成・発信行いたいと考え、副業に挑戦中。
学生時代には塾講師、フットサル教室講師、保育士、飲食店などで長期に渡ってアルバイト経験があります。対人スキルを学ぶと共に、対大勢ではなく、対1の対話を大切に業務にあたってきました。
Q. 学歴を教えて!
早稲田大学 卒業
会社では花形の部署に所属しているけれど良くも悪くもJTC
食品メーカーで新商品を開発しています。消費者需要を確認し、新商品の構想を練り、中身構築、パッケージ作成まで幅広く業務を行なっています。
会社の花形部署ではありますが、日系の古き良き会社なので年功序列の風潮が残っていたり、物事の承認が降りるまでに非常に時間がかかったり、お金の使い方が上層部の思いつきで決まってしまったり、社会情勢のスピーディーな動きになかなか追いつけなかったりと、モヤモヤするところは多々あります。
私の人生における仕事の時間はこのままでいいのかなと思う反面、家賃補助の手当やボーナスはそれなりの金額をもらえている状況、安定を求めこのまま働くかより良い環境への可能性を探りに行った方が良いのか悩んではいます。
入社して7年、一社員が声をあげても何も変わらない事実にやや疲れ、モチベーションは下がり気味です。
そんな状況を変えたく副業を始めたというのもあります。自分が楽しく前向きに、自分だからできる活動ができると良いなと考えました。
実際のところ、就活にはかなり力を入れた
就活は個人的にはかなり力を入れました。
自分が昔から知っている企業で働きたいという軸があり、メーカーで縛っていたこともあり、1企業採用枠が10名程度だったのでとにかく数を打つ中で本命を探しながらの選考でした。
後から振り返ってみるとトータル80社ほどESを提出しており、面接官の方にも非常に驚かれたのを覚えています。
就活の中で特に心に残ったエピソードは、第一志望の最終面接です。先にお伝えしておくと第一面接は落ちてしまったので非常に悔しくて心に残っているエピソードになります。
そのメーカーも結構な倍率の人気企業で、選考が進むにつれて「ここで働きたい!」と思う気持ちが強くなった企業でした。
その企業での二次面接、自身でもわかるくらい、”面接官に刺さっている感覚”があり、非常に自分らしく楽しく面接ができました。二次面接の結果は合格で最終に進みましたが、最終は最終面接の鋭い空気に圧倒されうまく喋れず、その日の夜になっても合格の連絡は来ませんでした。
ところが翌朝、傷心気味の私の元にかかって来た1本の電話、それはその企業からの「もう一度違う部署への配属を前提とした面接をさせてくれないか」という電話でした。
後から知ったのですが二次面接の面接官はなんと”人事部長”だったようで、どうやら彼は私を気に入ってくれたと。これはもう内定した気しかせず急いで前日と同じ面接室へ。
そこで穏やかに最終面接を終え、やりきった気持ちで帰路につきました。ところがまてど暮らせど内定の電話は来ず。。。結局1週間後にお祈りメールをいただきました笑
あの人事部長との楽しいお話時間はなんだったのか?と疑問に思いつつ、私にはまだ何か足りなかったんだなと省みる良い経験となりました。

就活をやり切ったことに意味がある!
生活には困ってないけれどもう少し貯蓄して安心感を蓄えたいので生活満足度は3
出身が田舎で諸々お金がかからないところで暮らしてきました。
今現在は何不自由なく生活していますが、今は都内で生活しており、現状の暮らしを続けるとなると関東からは出ない予定です。
今後結婚・子供・ペットも飼いたい・家も欲しいなどやりたいことを叶える&自分が子供の頃していたのと同等レベルの生活を子供にさせたいと考えると、貯蓄や資産をもっと蓄えておきたいです。
加えて、最近海外旅行への興味が出てきたので海外旅行にももっといけるだけのお金の余裕が欲しいなと考えています。
また、何事においても穏やかに落ち着いた人間になりたいという人生においての目標があるのですが、その根底には経済的安定があると考えているのでもう少し貯蓄で安心感を蓄えておきたいです。



経済的に安定=心の余裕
今の家計でどんなことが気がかりなことは4つ
- 同棲中の彼と生活費は折半しているのですが、家事負担などを考えるともう少し負担して欲しいな〜と考えています。食事作りに1日1時間以上×30日、3万円くらいくれても良いのでは?
- 彼がインテリアにこだわる人なので「そこまでお金かけなくても。。。それいる?」というようなものにもお金をかけている点です。
- 大手携帯メーカーのワイファイに月5千円支払っているのですが全く電波が繋がらずイライラすることがあり(というかほぼ毎日)費用対効果悪すぎると感じています。
- 給与が低い。絶対値で低いというより、相対で低い点が非常にモヤモヤ。
新入社員の給与が上がってきており7年目の私と3年目の社員の給与が1万円ちょっとしか変わりません。その上年下社員の面倒をみて自身の業務時間を削っており、OJT手当などもないのでやってられません。
給料は「基本給(勤続年数により増加していく部分)」+「職能給(役職・年齢に伴う肩書きにより段階的にランクアップする部分)」の合計です。会社として今「基本給」をあげる動きがあるため、まだあまり会社に貢献していない若手の給料が高くなって来ていて不満があります



仕事内容が給与に反映されていないのは問題だと思う、JTCあるあるな感じもするよね
同棲中の彼氏とのお金の使い方
同棲ということで、まだ籍を入れて家計を共にした訳ではないので「絶対に二人で使用するものだけ」折半するようにしています。
相手しか食べないお菓子は絶対共通カードで払わない、私しか食べないヨーグルトは私が払うからとルールを決めています。
そもそも食べる量は相手の方が多いので単純折半すらやめようかと思うほどケチですが・・・笑
しばらくはこのスタイルで行こうと思っています。少し面倒に感じるかもしれませんがどちらがどちらかに不満を覚えるよりは良いかなと思っています。
貯金しながら遊ぶコツは「お金の使い方を年間で計画する」こと
毎年年末に翌年1年の年間計画を立てます。
学生の頃は家計簿もつけずに遊んでばかりでしたが、社会人になり限られたお金を使っていかに満足度の高い生活をするかに注力するようになりました。
そんな私が自分にあっていなるなと感じた方法がとにかくなんでも予算立てするという方法です。
まず収入から、
- 絶対に貯金したい金額120万円
- 絶対に祝いたい人の誕生日お祝い経費
- お金を気にせず楽しみたいイベント経費(年3回の旅行・クリスマスなどのイベント・帰省費用・母の日・毎年楽しみにしているシュトーレンやバレンタインチョコの食べ比べも楽しみイベントの一つなのでしっかり計上)
- 知人結婚式出産を3回ずつ想定
- NHK受信料やふるさと納税代を引きます。
残った金額を12で割ったものが月々の予算。
必要なものの予算どりはできているので楽しみたい場所でしっかり楽しむことができ、残りの金額で毎月満足度をあげるにはどうしたら良いか考える癖がつき満足度の高い生活が送れるようになりました!



会社みたいな家計管理!すごいな
超オリジナル家計簿について
上の内容と重複する部分はあるのですが月々の家計簿について。
月々は「食費」「日用品」「交通通信費」「美容代」「推し活」「交際費」予算をエクセルに打ち込んでグラフを作成し、毎週末マイナスしています。
どこかがマイナスになってしまってもトータルでマイナスにならなければOKの心意気で毎週末1週間の費用を省みています。
特に意識していないのにだんだん無駄遣いが減って意識づけされていったので私にはあっていたんだな〜と思います。
深夜テンションでセミナーに26万円課金しちゃった!やらかした!
深夜テンションで参加したセミナーに年間26万円の課金をしました。
セミナーの内容には非常に納得して、ちょうど私が興味を持っていた分野の勉強もできるのでプラスに感じてはいます。
また、副業の手助けになるということで勢いで入会したのですが、そもそも会社で副業にはあまり前向きではなく、そのあたりをあまり考えずに登録してしまいました。
勉強してその分身につければ良いのですがやや勢いつけすぎたな〜と感じています。
26万円のセミナーの元は…まだ取り返していないです
26万のセミナーの元は正直まだ取り返していません!!!
副業という観点では目標月2万なのですがまだ1万いくか行かないかです。ただ、本業の業務効率化には一役買っている体感があり、帰宅後副業に時間を避けるように本業の業務効率化をできる幅を広げていこうと考えている段階です。
正直、そのセミナーは非常に手厚いサービスなのですがその3割も使いきれていないような気がしており、半額くらいで半分くらいの内容のサポート体制があれば間違いなくそちらを選んでいたなと感じています。
今後は何事も比較検討しようと考えるきっかけとなりました・・・



それでも1万円の副収入があることはすごいことだよね
お金の貸し借りで揉めたことはないです→揉めそうな人とはそもそも関わりません
貸し借りなどはしっかり記録をつけて行う、他人への金銭の貸し借りはしていないのでもめたことはありません。
自分のことではありませんが、中学生の時に友人Aが友人Bにお金を貸してなかなか返してもらえないということがありました。
友人Bはそれ以外にも奔放なところがあり付き合うのが大変でした。
偏見ですがそれ以降同じような性格の人とは自分も消耗するので深い付き合いをしなくなりました。
なのでお金でもめたことはないというよりかは、もめそうな人とは親しい仲にならないという方が正しいかもしれません。単純に私の中の価値観では友人にお金を借りる人は友人だと思えないです。
今の収入に+5万円使えるとしたら彼氏と距離を置くための部屋を借ります
- 3万円で2LDKの間取りの部屋に引っ越します!!
ひとり時間が非常に重要な性格なのですが、通勤時間や駅からの距離、周辺環境を優先し1LDKで同棲を始めました。もちろん相手のことは大切で好きなのですが、想像以上に人と同じ空間に長時間いることが辛く、集中して何かをやりたい時に歌をうたわれたり、何も確認せずにテレビをつけられたり、興味をない話題を振られると正直疲れてしまって、、、ひとり時間を大切にできる部屋への課金を行います。 - 推し活用に1万円貯蓄
KPOPアイドルを推しており、彼らがもうすぐ兵役任務を終え除隊するので彼らのこれからの活動にも費用をつぎ込みます!生きる糧です。 - 現金貯蓄を月1万増額
FPさんとの面談時に「攻めすぎています。現金貯蓄を増やしましょう」と言われたので従順に従いたいと思います。。。
我慢はしていないけれど利用するよりは貯金を優先したい
貯金です。(だからと言って我慢していることはありません)
単純に日本の未来に希望が持てないので。
ですが海外で生活したり働きたい訳でもないのでそうなると自己防衛はしっかり行わないといけないなと考えています。幸いブランド物や高級コスメなどには執着がないので大きな出費はあまりありません。
今後何かに興味を持ってお金を使いたくなったり、子供ができた時にひもじい思いをさせないためにも貯金に重きをおく生活は続くのかなと思います。
譲りたくないのは交際費と推し活費!生きる糧だから
譲りたくない支出は交際費と推し活費用です。私の生きる糧なので。
社会に出て働き始め、時間がたつに連れて入社当初にあった会社への希望が持てなくなってきました。そんな時にモヤモヤを発散したり忘れたりできるのが大切な人たちと遊んでいる時間、推し活をしている時間です。
このために働いているんだと考えれば、押し付けられた業務も自分の成果にならない後輩への教授も、責任感のない上司への対応も頑張れる気がしてくるのです!前向きに業務に当たっている(ように見える)からか会社からの評価も上がってラッキーです。
価格が高い=良い食事ではないから食費は抑えたい
食費と日用品です。
食費に関しては、元々親も工夫をして、「安くておいしいもの」を食べさせてくれていたので、その感覚が染み付いており、高いものが必ずしも良いものではないと考えています。
栄養は旬の安い食材を食べれば大抵取れますし、舌が庶民なので安い食材でも美味しく食べることができるので。
身体や皮膚も上部なので日用品も特に差がわからないことに気づいてしまいました。最近ではいかに安い日用品で不便なく生活できるか、日用品のジェネリック探しが楽しくなってきました。
遊んでいるキャラだけど、実は30代までに資産1000万円を目指している
めっちゃくちゃ遊んで人生謳歌しているように見せかけて30代までに資産1000万円(しっかり貯金しているキャラ)を目指しています。
単純に自己満ですが、、勉強や情報収集をしてどっちも抜かりなくできている女性を目指しています笑
遊んで人生謳歌していることは公にして、勉強していることはあまり周りには言っていません。
その後はなるべく早く資産を増やして不労所得を手に入れサイドファイヤーになることが目標です。そして周りをびっくりさせたい!



本音と建前
金銭感覚がズレている人に遭遇しても自分の軸はぶれません
親密度にもよりますが、特に自分の金銭感覚軸をぶらすことはしないと思います(したくありません)。
どちらかというとケチな方には歩み寄ることができるので、いかに安く満足度が高く関われるかを探そうとはすると思います。
ただ!旅行先では話は別です、旅行先では絶対に自分が払いたいと思ったものにお金を払います。
浪費家と一緒にいても自分は絶対に浪費家にはならないと思うので自分の軸で払う払わないを決められる自信があります。
最後に世の中にひとこと|みんな、もっと穏やかに生きようぜ
怒りやすい人が多いように感じるので、もっと穏やかに生きたらいいのにと思うことがあります。
どうにもならない他人の性格や社会のルールに憤慨し、かと言って何も行動する訳ではない、正直それを聞かされるのも疲れてしまします。
もっと他人への期待を捨てて自分が許せる範囲を広く持って生活した方が楽なんじゃないかなと思います。
持論ですが、これら心の余裕は根底には金銭的余裕があると思っているので笑
お金を貯めたいと思います。
編集後記
目的から逆算して考える行動だったり、起こりそうなリスクに事前に対処するための方法だったり、誠実というか、賢さが見える家計ストーリーでした…!
SNSで毎日遊んでますよアピールしている人も実はコツコツと資産形成してるのね。騙されないようにしなきゃ…