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【世帯年収1300万円】大学卒業後に即フリーランスに!現在は夫と会社を共同経営する27歳女性の家計ストーリー

大学在学中に、Web制作を独学で始めて起業、その後、知人の紹介で出会った夫と主に会社を共同経営する女性のお財布事情をのぞき見します!

ざっくり見どころまとめ
  • 大学卒業後、就職せずにフリーランスの道へ
  • 現在は知人の紹介で出会った夫と夫婦二人三脚で会社を経営
  • 世間に言いたいことは「みんな、普通を演じることに一生懸命になりすぎ」だそう

このコンテンツは、個人の体験談を物語形式で紹介するものです。
特定の投資や資産運用、節約術を推奨・助言するものではありません。

目次

プロフィールはこちら

年齢27
性別女性
居住地山梨県
家族構成夫婦のみ
世帯の年収 [万円]1300
世帯の手取り月収 [万円]65
貯金(資産運用も含めて)1000〜1500万円
生活の満足度(本人の自己評価)★★★★⭐︎

就職という道を選ばずにフリーランスとして開業、現在は夫と会社を共同経営

大学卒業後にフリーランスとして開業し、WEB制作や経理サポートなどを請け負ってきました。

個人で仕事をする自由さと責任を実感しながら、スキルと経験を積み上げてきましたが、結婚を機にライフスタイルや働き方を見直し、夫のビジネスのサポートに本格的に入ることに。

現在は夫婦2人で会社を共同経営しており、主にオンライン教育コンテンツの販売、セミナー・ワークショップの企画運営、ECサイトを活用した物販などを手がけています。スタッフは私たちだけなので、業務は多岐にわたります。

就職せずに起業するという道を選んだのはゲストハウスのアルバイトがきっかけ

就職活動のタイミングで、初めて「自分はどう働きたいんだろう?」と真剣に考えました。

大学在学中にゲストハウスでアルバイトをしていたのですが、そこでは旅をしながら仕事をしているフリーランスや、自分でビジネスを立ち上げて自由に働いている人たちと出会うことが多く、会社に勤める以外の選択肢があることを自然と知りました。それが大きな影響だったと思います。

私は人に縛られず、自分のペースで物事を進めるのが好きで、決まった時間や環境に縛られる働き方にはどうしても違和感がありました。

Web制作を独学で始めたことをきっかけに、少しずつ案件をいただけるようになり、自然な流れで開業する形になりました。

Q. 学歴を教えて!

公立大学卒業

現在は夫婦でオンライン教育コンテンツの販売・セミナーの企画運営をする会社を経営

現在は夫婦で会社を経営しており、主にオンライン教育コンテンツの販売、セミナーやワークショップの企画・運営、さらに物販のECサイトも運営しています。

2人しかいない小さな組織なので、営業、企画、顧客対応、経理、広報まで何でもやります。

夫とは四六時中一緒にいるため、仕事の方針や優先順位の違いで口論になることも少なくありません。

家庭と仕事の境目が曖昧になるのも課題と感じています。働く時間も場所も自分たちで決められることが、今のライフスタイルにフィットしています。

夫と共同経営することになったきっかけは「価値観の一致」

夫とは、知人の紹介で知り合いました。

もともと同じような価値観を持っていて、初対面から「自営業って大変だよね」とか「働くってなんだろう」みたいな深めの話ができたのが印象的でした。

交際中から、お互いの仕事の相談をよくしていたこともあり、自然な流れで協力するようになっていきました。結婚を機に「どうせなら一緒にやってみようか」と共同経営を決意しました。

管理人のぼやき

価値観は大事

夫とのパワーバランス

パワーバランスについては、どちらが上とかではなく「得意なことをそれぞれが責任を持ってやる」という感覚でやっています。

夫は企画や構想を立てるのが得意で、私はそれを形にする実務や細かい調整が得意。

なので、自然と役割が分かれています。ぶつかることはあまりないかもしれません。彼の専門領域だから任せる、お互いの領域を尊重し合っています。

会社員のような安定はないけれど自分たちの頑張り次第で売り上げを増やせるし、生活のペース調整もしやすいので生活満足度は4

夫婦で自営業なので会社員のような安定はありませんが、そのぶん自分たちの頑張り次第で売上も増やせるし、生活のペースも調整しやすいのでストレスは少ないです。

趣味の外食や旅行も楽しめていて、「お金がないから我慢」という気持ちになりすぎない範囲で暮らせていることには感謝しています。

ただ、満足度を5にしなかったのは、これから子どもを持つことを考えたときに不安要素があるからです。教育費や生活費の増加、働き方の変化、予測できない出費など、見通しの立たない部分が多く、正直プレッシャーもあります。

今までは2人分でやりくりできていましたが、今後はそうはいかないと思うと、家計としての安定感がもう少し欲しいと感じています。

今の家計で気がかりなのは収入の不安定さ

最大の引っかかりは、やはり「収入の不安定さ」です。

夫婦で自営業をしているので、月ごと・季節ごとに売上が大きく変動します。良い時は余裕がありますが、落ち込むときは一気にカツカツになることも。

また、自営業ゆえに産休・育休などの制度もほぼないに等しく、体調を崩した時などのセーフティネットも弱いと感じます。

そうした将来の変化に耐えられるよう、もっと資産形成をしっかり考えたいと思ってはいるものの、日々の仕事に追われて後回しになりがちなのが現状です。

楽観的すぎるお金の使い方で、想定よりも売り上げが伸びずに悩んだことも

自営業を始めた当初、仕事道具の購入やサービス開発、広告費などにガンガンお金を使っていて、「これも将来への投資だから」と楽観的に考えていました。でも、実際には想定通りに売上が伸びず、翌月の生活費や税金の支払いに頭を抱える羽目に。

さらに、夫婦で気分転換にと旅行に出かけたりしていたのもよくなかったと思います。

当時は「頑張ってるんだからこれくらいはいいよね」とお金の使い方が甘くなっていた時期でした。

結果的にクレジットカードの支払いを一時的に分割にするなどして対応しましたが、あのときのヒヤッとした感覚は今でも忘れられません。 ビジネスとプライベートのお金をきちんと分けることを学びました。

実際、夫とお金のことでもめることもしばしば

夫とお金のことで口論になったことは何度もあります。

特に会社を立ち上げたばかりの頃は、「どこまでが投資で、どこからが浪費なのか」という感覚の違いが原因でした。

私は堅実に貯めていきたい派、夫は攻めの姿勢でガンガン広告や機材にお金をかけたい派だったので、すれ違いが起きやすかったです。

また、事業の売上が順調なときは財布の紐が緩みがちになり、「この支出、本当に必要?」という会話になることもしばしば。

感情的になってしまうと、ビジネスと夫婦関係の線引きが難しくなり、気まずくなる場面もありました。友人間ではお金でもめた経験はありませんが、夫婦経営ならではの難しさは痛感しています。

私たちは仕事とプライベートを分けるタイプではありません

仕事とプライベートの線引きはすごく難しいです。私たちは仕事とプライベートをしっかり分けるタイプではありません。

というより、もともとその線引きをあまりしていない感覚です。仕事も日常の延長のようなもので、ふたりともそれが自然で心地いいと感じています。夜まで仕事をすることもよくあります。

でもやっぱりオンとオフのメリハリは必要だと思うので、意識して完全オフの日をつくるようにしています。

旅行が好きなので、気分転換もかねて出かけることで、自然とリズムが整っている気がします。ルールで縛るより、その都度ふたりで調整していくスタイルが合っていると思います。

今の収入に+5万円あるならば「自分たちの時間を増やすこと」に使う

仕事や家事で忙しい毎日を少しでも楽にするために「時短家電やサービス」に使いたいです。

今一番欲しいものは食洗機。特に夫婦二人で仕事をしていると、帰宅後の疲れた体で毎晩食器を洗うのが本当に大変。

時間もかかるし、手荒れも気になります。手間を減らして自分たちの時間を増やすことに投資します。

お金はモノではなく「時間」を買うものだと思っているので、自由時間を増やして夫婦のコミュニケーションや趣味の時間にあてたいです。

管理人のぼやき

時間は大事

自営業なのでいざという時のための貯金はとても大事

貯金と利用なら、基本的には貯金優先です。自営業なので、いざというときの蓄えがないと精神的に不安になります。

特にここ数年の情勢を見ていても、先が読めないことが多すぎて。なので、毎月の支出を一定額に抑え、余剰分はできるだけストックしています。

ただ貯めるだけでは円安などの影響を受けるので、仮想通貨や外貨積み立てなどで資産運用もしています。

もちろん、使うところには使いますが、「何があっても半年は生活できる」状態をキープするのが我が家の最低ラインです。

食事を守ることは仕事のパフォーマンスに繋がる→食費は妥協しない

譲りたくない支出は「食費」です。

特に私たちは健康面を重視しているため、できるだけオーガニック食材を選ぶようにしています。農薬や添加物を避けることで、体への負担を減らし、長期的な健康維持につながると考えています。

オーガニック食材は価格が高めで、現在は月に10万円以上かかっています。さすがに少し節約したい気持ちもあります。 ただ忙しい中で質の良い食事は体力と集中力を支える重要な要素なので、無理に削って健康を損なうのは避けたいです。

結果的に、食費を守ることで体調を整え、仕事のパフォーマンスを維持できていると実感しています。

お金を守るために交際費や出張関連費用は切り詰めている

ビジネス面では「交際費」や「出張関連の費用」を切り詰めることが多いです。

人付き合いやビジネスの場での出費は必要な面もありますが、オンラインミーティングやリモート対応で物理的な移動や会食を減らすことで経費を抑えられるからです。

また、家計でも同様に不要な外出や付き合いの費用は見直しやすく、生活の質を大きく下げることなく節約できるポイントだと考えています。

経営者として、コスト管理の意識は常に高く持ちつつ、必要な部分にはしっかり投資し、メリハリをつけることが重要だと感じています。

お金関係で誰にも言っていない秘密→夫に内緒の仮想通貨口座があります

実は結婚前にちょっとだけ買って放置していた仮想通貨が、最近ちょっと値上がりしていてこっそりウォレットに眠ってます。

大金ではないけど、「万が一に備える秘密資金」みたいな感覚で、夫にはまだ話してません(笑)。

いつか「実はこれがあるんだ」と言って驚かせたい気持ちもあります。 普段はお金のことはオープンに話すようにしているのですが、この小さな秘密は精神的な安心感にもつながっています。

夫婦の仲は良好ですが、離婚の可能性もゼロではないので、もしもの時に備えてお金の安全網を持っておきたいという気持ちも正直あります。

管理人のぼやき

離婚のリスクヘッジ

最後に世の中にひとこと|無理して普通を装うのはやめようよ

最近感じるのは、“普通”であることの圧力の強さです。

正社員で安定した収入があって、家を持って、子どもがいて……という価値観が今も根強く残っていて、それに当てはまらないと「大丈夫?」と心配されたり。

私たちのように夫婦で小さな会社をやっていると、「自由そうでいいね」と言われる一方で、安定してないことへの偏見もあります。

人それぞれの生き方や働き方がもっと尊重される社会になってほしい。見えない基準に縛られて、無理して“普通”を装うことがいかに苦しいか、きっと誰にでもそんな経験はあるはず。

管理人のぼやき

確かに同調圧力の強さには正直疲れるところはあるよね

編集後記

経営者という茨の道を、夫婦二人三脚で突き進む女性の家計ストーリーをお届けしました。

収入への不安は抱きつつも、真の自由を求めてひたすら突き進む力強さが感じられる物語でしたね。

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この記事を書いた人

家計のリアルとそこに潜むストーリーをお届けします…このサイトにあるコンテンツは全てどこかの誰かの実話です。
※「他人のお財布事情」は、特定の投資や節約術を推奨したり、家計に関するアドバイスを行うコンテンツではありません。
あくまで、“リアルの声をお届けする”エンターテイメントです。

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