アメリカ卒で現在は専業主婦の女性のお財布事情をのぞき見。
- アメリカの大学を卒業し、現在は福岡で専業主婦をしながらオンラインで語学を教える25歳女性
- 将来の不安から貯蓄を優先しつつ、食や家族の時間といった“心の余裕”を大切にして暮らしている
- ふるさと納税の落とし穴や友情の崩壊から学んだ、お金のリアル
オンラインで日本語と英語の教師をしつつ、専業主婦として暮らされているようですが、将来を考えると少し不安もあるみたいですね。
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世帯の年収 | 620万円 |
世帯の月収(手取り) | 35万円 |
年齢 | 25歳 |
性別 | 女 |
職業 | 専業主婦 |
居住地(都道府県) | 福岡県 |
最終学歴 | アメリカの某大学卒業 |
家族構成 | 夫婦のみ |
生活の満足度(本人の自己評価) | ★★★★☆ |
自己紹介
これまでの経歴や現在のお仕事事情について教えてもらいました!業界の裏話やマル秘テクニックも…?
アメリカの大学卒業後→オンライン語学教師に
日本の中学高校を卒業後、アメリカの大学に入学。
大学を卒業後、日系ホテルのイタリアンレストランに就職。サービスマンとしてホールに立ちお料理のサーブを担当。
同時期に学生時代の水泳の経験を活かして水泳のコーチとして勤務。幼稚園生から大人の選手コースを担当していました。
3年後、旦那の転勤を機に離職。離職直前で第一子の妊娠が発覚したため、現在は定職には就かず専業主婦として生活しています。
現在は、専業主婦をしつつオンラインで日本語や英語を教えています。

アメリカの大学卒ってなかなかに高スペック。
現在は専業主婦で第一子出産後に再度就職予定
現在は専業主婦をしています。
就業していた頃の話になってしまいますが、とても充実しておりました。
レストラン勤務ということもあり終業時間が遅いことに関しては悩みの種ではありました。
しかし、レストランで働くことで、サービスだけでなく料理のことやワインのことなど今まで触れてこなかった分野に触れる機会が多く、知識がどんどん増えていくことにとても充実していました。
第一子を出産後にまた職に就ければと思っています。その際もレストラン勤務を希望しております。
家計について
日々の支出やお金の使い方、満足度について掘り下げ!あなたはこの価値観に共有できる?
家計満足度(★★★★☆)とその理由
現在の家計に対して満足はしておりますが、満点ではない理由としては、私が離職をしているため以前よりも収入が減ったことにより心の余裕が少しなくなったためです。
私たち夫婦はあまり趣味にお金をかける方ではありませんが、最低限の食費や旦那はお酒が好きなのでその費用等を考えると不安はあります。
また将来のことを考えると旅行や美容、外食に対して節約をしなければいけないと思う気持ちがあるからです。
固定費が多いことが今の家計の気がかり
固定費が多いことが引っ掛かります。
家賃だけでなく電気や水道などの公共料金や車の固定費、さらには現在の住んでいる地域ではゴミ袋の指定もあるためその費用など収入のうち約半分は固定費になっていることです。
さらには食料や日常品の高騰も心配しております。
将来のことを考えて投資や貯蓄にもお金は回していますが、将来のことを考えすぎて現在つかえる費用というものが少なくなっています。
収入から優先順位をつけて支出していくことは当然だと思っていますが、大半を固定費にとられているのでその考え方も難しいと考えています。
利用と貯金なら今は貯金を優先
現在は貯金を優先しています。将来の収入面に関して不安ということが第一の理由です。
現在出産を控えており、今後の支出が増えることは明らかな上に現在の日本の状況を見ると収入面はさほど変わらないにも関わらず、生活に関するお金が一人当たりも増えていくことが容易に予想ができます。
そのため収入に余裕のあるうちに貯金に回していきたいと考えます。
第二の理由として、もしもの時に備えたいという気持ちがあるからです。
家族が増えればその分もしもの場合が増えていきます。その際にお金がないから諦めるという選択肢を選びたくないのでそのために備えたいと考えています。
旦那の趣味である筋トレとお酒代は妥協したくない
譲りたくない支出は旦那の趣味のお金です。旦那の趣味は筋トレとお酒です。
数少ない趣味に制限をあまり設けたくはありません。また何かを買う時も必ず相談をしてくれるので考えた末の支出だと思っています。
そのために否定はしたくないなというのが考えです。さらに現在の家計は10割旦那が負担をしているので自分で得た収入に関して口答えはあまりしたくありません。
私に関する支出で譲りたくないものは食です。私は食が大好きでストレスも軽減します。そのため心の安定にもつながります。そのため食にはお金をかけます。



素敵。
税制への無知が生んだふるさと納税の失敗 – 返礼品より大切だった事前準備
ある年、年末調整や確定申告の仕組みをよく理解していなかったため、ふるさと納税を限度額を超えて行ってしまい、結果的に想定以上の自己負担が発生しました。
返礼品につられて次々と申し込みをしてしまい、控除額のシミュレーションを怠ったのが原因です。
さらに、医療費控除や住宅ローン控除など他の控除と合わせて計算する必要があることも知らず、翌年の税金が戻るどころか追加納税が必要になり、大きな出費となりました。
この経験を通じて、税金や控除の仕組みを事前にしっかり調べること、無計画な支出や「お得」のつもりで出費を重ねることの危うさを痛感しました。
現在は、ふるさと納税も事前に限度額を確認し、必要以上の出費を避けるよう心がけています。
秘密を浄化しよう
普段は話さないようなお金の秘密や、ちょっとヒヤリとする経験も…!
金銭トラブル話|キャンセル料を巡る友人トラブル – 大学時代の苦い思い出
大学時代に友人と4人で旅行の計画を立てた時に揉めたことがあります。
計画は旅行の三ヶ月前くらいに立てて、その際にホテルや飛行機等もすべて予約を済ませていたのですが、三日前に突然ある一人の子が旅行にはいけないと連絡をしてきました。
急いでキャンセル規約を確認したところ、私たちは旅行パックで予約していたため一人でも欠けるとキャンセル料が必要になるとのこと。
旅行の三日前ということで旅費の7割負担をしなければなりませんでしたが、その友達からは「キャンセル料は支払ってて」との連絡。
私たちは結局3人で旅行に行くことにしましたが、キャンセル料は私たち3人で支払いました。
一緒に旅行に行った3人は今でも仲良しですがキャンセルをした子とは音信不通です。



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お金関係のひみつ|ファッションにお金をかけない私の賢い服選び
切り詰めていい支出は洋服です。元々洋服にそれほど興味がないのもありますがその日の天候や気分、場所に適応してさえすれば服装はなんでもいいと思っているからです。
また、私なりの切り詰める方法としては、安いものを買って切り詰めるのではなく、ある程度の品質がある洋服を購入することで一年のみの着用でなく何年か続けて着続けることで支出を抑えています。
そして必ず洋服を購入する際には試着をすることを忘れません。
自分が思い描く洋服の姿と試着した時の姿の相違がないことを確認してから購入することで無駄な購入を防いでいます。
私のひみつ|大学時代の金欠体験が教えてくれた賢いお金の管理法
大学生の頃旅行に行った際に、銀行残高を確認せずに旅行をしてしまったため、新幹線または飛行機で帰らなければいけない距離での旅行の地で残金が五十円くらいになってしまった。
今考えるとどうしてそのような遊び方をしてしまったのか理解ができないが、一つの思い出として心の中にしまっています。
その際は親に嘘をついて帰りの新幹線代を入金してもらいました。
その経験を活かして新しい口座を作り非常時用に持っています。その口座からは決めた金額以下にならないように設定してあります。
今の収入から5万円増えるとしたら自己投資に使いたいです。
専業主婦になり自分の時間が増えた今、習い事をしたいと思う日々が増えました。たとえば着物の着付けやピアノなど、小さい頃に触れたことのあるものをもう一度改めて習いたいと思います。
残りのお金は体験や心の余裕に使いたいです。具体的には友達や家族との時間。さらにはプチ日帰り旅行などの心の余裕と体験に投資していきたいです。
収入が増えたことでの心の余裕だけでなく将来の自分にとっての自己投資もしていければと思っています。
学びの共有|自分と金銭感覚がズレている人に遭遇したら「相手の価値観を尊重します」
お金の使い方は育った環境や人生観に深く関わるので、「それはおかしい」と決めつけず、「この人はこういう優先順位なんだな」と受け止めることが大切だと思います。
例えば、極端にケチな人に対しては、無理に一緒に割り勘や共有支払いを求めず、自分の分だけ払うなど境界線を引きます。
一方、浪費家の人には「ついていけない」と感じたら、参加する場や回数を選び、経済的に無理をしない範囲で関わるようにします。
最後に世の中にひとこと|SNS映えする生活への憧れと現実 – 働き続けなければならない世の中への疲労感
SNSなどに毎月のように旅行に行ったりコース料理を食べている人たちの家計がとっても気になります。
あと、生活費が高いことはどうにかして欲しいです。なんのために稼ぐのか、お金の節約だけでなく心も節約して生きていかないといけない世の中にたまに嫌になりますが、打開策として働かなくちゃいけないというループがとても嫌です。
編集後記
アメリカの大学出身だからそうってわけでもないかもしれないけれど、相手は相手!そして自分も自分!両者とも大事にする、みたいなマインドが溢れてる。気がする。