24歳男子のちょっと危なっかしいお金事情と、ジワる自立ストーリーが始まります。
- 家賃・スマホ代は親頼み、フリーランス志望の現実
- スイミングスクールのインストラクターのバイトをして細々と生活
スイミングスクールのバイトを続けつつフリーランスの道を目指す24歳

年齢 | 24 |
性別 | 男性 |
居住地 | 埼玉県 |
家族構成 | 単身 |
世帯の年収 [万円] | 150 |
世帯の手取り月収 [万円] | 15 |
貯金(資産運用も含めて) | 〜50万円 |
生活の満足度(本人の自己評価) | ★★⭐︎⭐︎⭐︎ |
全落ちから始まるスイミングインストラクターの挑戦
関西で生まれ育ち、関東の大学を目指し受験するも全て不合格となってしまいました。
1年間の浪人生活を経て、見事志望校に合格して関東へ上京しましたが、コロナウィルスの蔓延によって中々思うような大学生活を送ることができない中で、スイミングスクールのインストラクターのバイトを始めます。
大学卒業後も就職はせずにフリーターとしてインストラクター業を続けています。現在はプログラミングスクールに通いながら、フリーランスを目指して奮闘中です。
なぜ就職しなかったのか
1年間浪人をした後、大学への入学と同時にコロナ禍に入ってしまい、約2年間ほどは思い描いていた大学生活などを送れなかったため、親とも相談し、もう少し自由に生きてみてもいいのではないかという決断に至りました。
現状について、親から特に何か言われることはありません。その理由は、しっかりと話し合って理解してもらった上での結論だからです。
そこまで心配や不安をかけていないと私自身は思っています。
Q. 学歴を教えて!
大卒
スイミングスクールのインストラクターのバイトは仕事量は多め、時給は並
現在の仕事はスイミングスクールのインストラクターのバイトをしています。
大学入学を機に始めたものなのでかれこれ5年ほどになります。時給に関しては特段安くも高くもないが、求められる仕事量に対しては若干低いなと感じます。
バイトという身であるにも関わらず、社員の方からかなりハードルの高い要求をされることもしばしばで、他にも学生の女性スタッフが多く在籍しているのだが、今のこのご時世アウトじゃないかなと感じるようなセクハラ発言が聞こえてくることもあります。
収入少なめでも、楽しさは値段じゃない
家計満足度が★2つなのは、周りが正社員として働いていることも多いため、自分の収入の低さを比べた時にどうしても劣等感を抱いてしまいます。
もちろん、自分で選んだ道なので当たり前のことではあるのだが、もう少し贅沢やQOLを上げていくのであれば、最低でも今の2倍ほどの給料は必要かなと思い、満足度を普通よりも低めに設定しました。
しかし、決して給料が高くなくても不幸であるとは感じず、周りの方々の支えもあって楽しく過ごせている部分も多くあるため、1にはしませんでした。
一番の不安は親のサポート終了の日
今の家計で気になるところですが、家賃は多くを親に支払ってもらっているため、今後自分で賄っていかないといけないと思うとゾッとします。
また、携帯代も親が負担しているため、これからの将来を考えると今の給料じゃ到底賄っていけないなと感じます。
食費に関してはそこまで豪遊するタイプではないため一般的には抑えられている方ではあると思うが、どうしても仕事終わりで疲れている時や、家に食材のストックを切らしている場合などは、外食で済ましてしまうことも多いため、まだまだ切り詰められそうです。

早くひとり立ちしないと…
パチンコで人生勉強しました
家計でやらかしたことが1度あります。大学2年生の時にギャンブルで月の給料の全てを使い果たしてしまい、その月のクレジットカードの支払いが危うく払えなくなってしまうという状況に陥りました。
その時はちょうど給料日で手元に現金がある状況であったため、朝からパチンコを打っており、昼過ぎに50,000円ほど負けていました。
その後、流石にまずいと思い帰ろうかなと思ったが、当たりが全く引けておらず、流石にもうすぐ当たるだろうと考えてしまい、銀行へ行き、なけなしの2万円を下ろして再度挑戦するもあっけなく沈没。結果的にその日は7万円負けとなってしまい、その月は細々と生活しました。
旅行の日数で友人とガチ揉め
お金で友人とぎくしゃくしたエピソードです。一度、友人と北海道旅行を計画している際に、友人たちは3泊4日で旅行したいと提案していたのだが、自分は2泊3日が良いと思い揉めたことがありました。
まず、せっかく旅行をするのだから全力で出来る限り楽しみたいと考える友人はその時ばかりは金銭的なことはあまり考えずに計画していたのだと思います。
しかし、自分はその1泊分の費用がとても高く感じ、どうしても納得いかず、結果的には2泊3日にしてもらいました。
特に行く場所が全て決まっていたわけではなかったため、尚更3日で詰め込めるのでないかと考え無理に通した自分はケチで子どもだったなと今では思います。



すり合わせが難しいよね
5万円アップで叶えたい未来の自分への投資
今より収入が5万円増えたら、一旦は貯蓄に回します。
現在はこれといって欲しいものがあるわけではないため、後々欲しいものが出てきた時に買うことができるように置いておきます。
あるいは、何かしらの自己投資であればすぐに利用する可能性はあります。
現在、趣味で筋トレを行なっているので、中々金銭的ハードルが高かったパーソナルトレーニングに行ってみたり、何かしらの演劇やコンサート、または、少し高めの美容院といった自分磨きに回す可能性が高いかなと思います。
あとは、現在購入している食料品などのランクを少し上げるなどもアリかもしれません。
今は貯めるより学ぶ!20代男子の自己投資
貯金と利用なら、現在は利用を優先したいと考えています。様々な本を読んでいても、自己投資にお金を投資するのが1番ということを言っているため まだ自分は20代前半なので、新たなスキル習得や鍛錬にお金をかけていきたいなと考えていいます。
具体的には、新たなスキルを習得するためにスクールに通い、そこで得た知識を仕事で活かし、また稼いだお金を自己投資に回すというサイクルになると思います。
しかし、将来的には結婚して子どもも授かりたいなと考えているため、そういったところが現実的になってきたら、将来の子どもや家庭のためにも貯蓄を始めると思います。
生観戦が最高の癒しなので娯楽費だけは死守したい
譲りたくない支出は娯楽費。
私はスポーツ観戦が趣味なのですが、特に野球観戦と格闘技観戦が大好きで年に数回は会場に足を運んで生で観戦しています。
しかし、野球はともかく、格闘技はチケット代で基本的に1万円以上はするため、出費で考えると馬鹿にならないのだが、自分の随一の趣味といっても過言ではないためそこだけは中々削ろうとは考えられません。
見にいくといっても格闘技と野球観戦で年に3回ずつほどなので、毎月の出費ではないし、他の交際費などを多少削れば賄えるかなと考えています。



現場で観戦したい気持ちわかる
食費と交際費、カットするなら使い方を考える
削るなら食費と交際費。
食費に関してはある程度上記でも述べたのだが、外食で済ますことが多々あるため、その分を削って自炊にすれば多少浮いてくるのでないかと考えます。
自炊の場合だと1食約300円であるのに対し、外食の場合、最低でも1食500円以上ないしは1000円以上することが多いため、そこを削ることができればかなり浮くのではないかと考えます。
交際費に関しては、出かける回数をそもそも減らすのではなくて、出かけた際に浮かれて使い過ぎてしまうことが多いため、そういったことを減らすことがメインです。
普段から1の位まで気にして生活しているのだから、そういった出かける際も1のくらいまでとは言わずも100円単位であれば気にしながら遊んでもいいのかなと思います。
7万負けたギャンブルは親には絶対ナイショ
お金関係の秘密は特になし。
別に隠すほどの貯金もなければ、人には言えないような使い方などもしていないため強いてあげるとするならば、先程述べたギャンブル関係に関しては親には言わずに行なっていたため、伝えていればかなり心配されていたのだろうなとは思います。
実際、7万円負けた時の次の月も友人と給料日にパチンコに行き、リベンジマッチと称して臨んでいるのだが、結果的には5万円負けています。
しかし、その時はノリ打ちと言って友人と勝ち負けを折半するというルールであり、友人が勝っていたこともあり命拾いをし、親には頼らずに済んだということもあります。



ギャンブルはほどほどに
距離は程よくケチも浪費も学びあり
金銭感覚の違いについて自分よりもケチな相手に関しては、自分もそういった部分があるため特に何も言わないと思います。
むしろ、節約の仕方などで何か学べる部分がないかどうかを探すかもしれません。しかし、それで輪を乱してしまうようなレベルであるとするならば、距離を置くことになると思います。
浪費家に出会った場合も自分の財布ではないので特に何か言ったりとかはないと思うが、心配と収入源に関しては聞くかもしれません。
お金をたくさん使うこと自体は気持ちい部分もあると思うのでその懐の広さみたいな部分は学ぶべき点であると考え特に距離を置くとかはなさそうです。
しかし、こちらも同じような使い方の強要や、収入源はなく、借金などであるならば距離を置くと思います。
最後に世の中にひとこと|未来を変えるにはまず自己投資から
現在の世の中は景気が良いとは決して言えないため、将来を不安視してNISAを始め貯蓄に回す人も多いかなと思うが、こんな時であるからこそ、どんどん自己投資などに費やしても良いのではないかと思います。
NISAなどは確かに多少なりとお金が増える可能性はあると思うが、自己投資はそれ以上のリターンがあり、且つリスクが少ないという点で考えると最高の投資先ではないかと考えます。
そして、政府はより国民のためにも給与UPを目指して尽力していただきたいです。
*が小さく、***考えをした***が世の中にはあまりにも多すぎるため、そういった者たちには今一度自分を見つめ直し庶民的な考えを持っていただきたいです。
編集後記
夢を追いながらも現実と格闘する24歳の赤裸々な家計事情に共感!
ギャンブルの失敗も、旅行のもめごとも、全部ひっくるめて等身大のリアルが詰まっていました。
一歩ずつ前に進もうとする姿勢、応援したくなります。